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哲学の道

哲学の道は、若王子神社前の若王子橋から銀閣寺橋までの琵琶湖疎水べりの約2㎞の散歩道。かつて京都大学で教鞭をとっていた哲学者・西田幾多郎や田辺元がこの道を思索に耽りながら歩いていたことからその名がついたとも言われています。春は桜が花のトンネルを作り出し、5月は新緑、秋は紅葉と四季折々の美しい景色が見られる場所です。哲学の道の桜は、近くに居を構えた日本画家・橋本関雪とその妻よねが京都市に300本の桜を寄贈したのに始まり、この道の桜並木の総称として「関雪桜」と呼ばれています。南禅寺・永観堂から銀閣寺に抜ける小道としても知られ、徒歩で東山の観光スポットめぐりをするならこの美しい散歩道が最適のコースとなります。哲学の道沿いには、紅葉の美しい南禅寺、見返り姿の仏像で有名な永観堂、熊野若王子神社、アジサイの美しい大豊神社、野仏の庭園のある白沙村荘・橋本関雪記念館、そして銀閣寺と見どころが豊富です。

住所

京都府京都市左京区浄土寺下南田町

アクセス

市バス南禅寺・永観堂前下車、徒歩7分

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