京都御所は、京都御苑の中央北部にある宮内庁が管理する皇室関連施設。南北約445m、東西約250mの南北に長い長方形で、紫宸殿、清涼殿、宜陽殿などかつての内裏に属していた多くの建物と庭園が残っています。平安時代の御所は今よりも1.7km西に位置しており、位置も規模もいくたびか変化しており、現在の地に落ち着いたのは南北朝の光厳天皇の時代になります。中世に信長の修理、秀吉の全殿舎改装が行われ、さらに徳川幕府の手により大掛かりな増改築も行われました。明治になり東京遷都までは歴代天皇が実際にこの地に住まわれました。2016年までの拝観方法は事前予約または春秋の特別公開の2種類でしたが、今は予約不要の通年一般公開に改められています。入場は地下鉄今出川駅から徒歩約5分の清所門になり、手荷物検査が皇居護衛官により行われます。見学ルートは定められており職員の指示に従いロープ内を通行していただきます。
住所
〒602-0881京都府京都市上京区京都御苑3
アクセス
地下鉄今出川駅下車徒歩5分、市バス烏丸今出川下車徒歩5分
電話番号
075-211-1215
料金
無料
営業時間
09:00~16:30(9月及び3月)、09:00~16:00(10月~2月)、09:00~17:00(4月~6月)