先斗町は三条通りの一筋南から四条通まで通じる鴨川に沿った南北500mあまりの細長い通りで、京都における著名な花街のひとつです。「ぽんとちょう」と読みます。語源についてはポルトガル語で「先」とか「突端」を指すPONTから来ているとも言われています。はじめは高瀬舟の船頭や旅客目当ての茶店・旅籠が多く集まる場所でしたが、安政6年(1859年)になって芸者嫁業の許可が下り花街として有名になりました。現在では飲食店を中心に80店舗ほどが先斗町のれん会に加盟しています。先斗町のマークは「鴨川ちどり」で、愛らしい鳥の模様の提灯があちこちの店先に掲げてあります。先斗町の東側の店舗は鴨川に面しており、夏になると鴨川に向けて納涼床を出す飲食店が多くあります。また東先端にある先斗町歌舞練場では毎年5月1日~24日に鴨川をどりの公演が行われており、京都の春の風物詩として親しまれています。
住所
〒604-8014京都府京都市中京区先斗町
アクセス
京阪三条駅徒歩5分、地下鉄市役所前徒歩10分
料金
※店舗による
営業時間
※店舗による