東本願寺は浄土真宗大谷派の本山で、正式には「真宗本廟」といいます。東本願寺と呼ばれるのは、堀川通にある真言宗本願寺派の西本願寺と区別するためで、「お東さん」と愛称で呼ばれることもあります。親鸞聖人を宗祖とし、京都大谷に廟を設けた後、各地を転々とし秀吉の時代に京都に戻ってくるが教団内部が分裂し、東本願寺と西本願寺に分かれました。京都駅から歩いて5分ほどの烏丸通に面する御影堂門は京都三大門のひとつとされ、高さ28mの入母屋造・本瓦葺・三門形式の二重門です。宗祖・親鸞聖人の木造を安置する御影堂は世界最大級の木造建築で、間口76m、奥行き58m、高さ38mで建築面積としては東大寺大仏殿を上回ります。阿弥陀堂には御本尊である阿弥陀如来像を安置してあり、大きさとしては御影堂の半分くらいではありますが全国屈指の規模の仏堂です。寺の東約150mに飛地境内の渉成園があり国の名勝に指定されています。
住所
〒600-8505京都府京都市下京区烏丸通七条上る
アクセス
JR京都駅徒歩7分
電話番号
075-371-9181
料金
境内無料
営業時間
05:50~17:30(3月~10月)、06:20~16:30(11月~2月)