天橋立は、京都府北部の日本海に面した宮津湾にある地名。日本三景のひとつとされる特別名勝で、幅約20～170m、全長約3.6kmの砂嘴で出来た砂浜で約5,000本の松が茂っています。独特の珍しい地形が天に架かる橋のように見えることから「天橋立」の名がついたと言われています。天橋立が名勝地として認識され始めたのは8世紀初頭で、天橋立を見下ろす山の上の成合寺からの眺めは有名で平安時代より和歌に詠まれてきました。京都丹後鉄道で天橋立駅に到着すると、そこは天橋立の南の端の文殊というエリアになります。背後の文殊山へはリフト・モノレールで上がることができ、山上の天橋立ビューランドでは股のぞきやかわらけ投げを楽しむことが出来ます。文殊エリアでは智恵を授かる文殊さんをまつる智恩寺、船が通るたびに90度回転する廻旋橋も見どころとなります。天橋立を歩いて渡ると片道約50分、自転車で約20分かかります。