知恩院は、京都・東山にある浄土宗総本山の寺院。鎌倉時代初期、浄土宗を開いた法然上人が布教の本拠地とした場所で、上人入滅後に弟子の源信がその住居跡に御影堂を建てたのが始まりと言われています。境内は非常に広く、三門から御影堂までシャトルバスで移動することも出来ます。境内の見どころは、三門周辺の山下、御影堂や集会場のある山中段、廟堂などのある山中の3つのエリアに大きく分けられます。三門は木造の門としては国内最大で、高さ約24m、横幅約50m、正面の「華頂山」の額面だけで畳2枚以上あります。法然上人を祀る御影堂は「大堂」とも呼ばれ、毎年4月の御忌大会、12月の御身拭式などでは堂内に念仏の声が響き渡ります。知恩院には古くから伝わる七不思議があり、参拝の際に確認していくと面白いでしょう。境内奥の大鐘楼の釣鐘は高さ3.3m、直径2.8m、重さ70トンあり、大晦日の除夜の鐘は全国中継されるなど有名です。
住所
〒605-8686京都府京都市東山区林下町400
アクセス
地下鉄東山駅徒歩7分
電話番号
075-531-2111
料金
境内自由、庭園共通券:大人(高校生以上)500円/小中学生250円
営業時間
境内05:30~16:00、庭園09:00~16:00