円山公園は、京都・東山にある公園。知恩院の南、八坂神社の東に位置します。明治維新までは八坂神社や安養寺、長楽寺の境内の一部でしたが、明治初年の廃仏毀釈の一環として土地が政府に没収され公園が設けられたのが始まりです。歓楽境となっていましたが大正元年に火災で焼失した後、池泉回遊式の日本庭園が作庭され現在の形となりました。円山公園のシンボルとなっているのは「祇園しだれ桜」と呼ばれる一重白彼岸枝垂桜で、現在は2代目で樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10mです。初代のしだれ桜は昭和22年に枯死しましたが、それに先立つ昭和3年に種子を採取し畑で育成されたものが2代目となっています。桜の季節にはライトアップされ多くの花見客で賑わいます。公園の広さは東京ドームの約1.8倍の86,641㎡あり、円山音楽堂や料亭や茶店もあります。京阪四条駅からは四条通をまっすぐ西に進むと八坂神社に突き当り、その奥に円山公園があります。
住所
〒605-0071京都市東山区円山町
アクセス
京阪四条駅徒歩10分
電話番号
075-561-1350(京都市緑化都市協会)
料金
無料