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修学院離宮

修学院離宮は、京都市右京区の比叡山の麓にある皇室関連施設。寛永6年(1629年)の紫衣事件で譲位させられた後水尾上皇を慰撫するため幕府が造営した山荘です。上皇自らがここを離宮の地と定め設計し3年かけて完成しました。下御茶屋・中御茶屋・上御茶屋の3つの離宮からなり、各御茶屋の間には田畑が広がり松並木の細い道で結ばれています。下御茶屋は池泉鑑賞式庭園のなかに後水尾上皇の御座所となった寿月観が建ちます。中御茶屋は上皇が光子内親王のために造営された朱宮御所が前身で、東福門院の化粧殿を移築した客殿には華麗な装飾が女性的な華やかさを見せています。中でも天下の三棚のひとつといわれる「霞棚」は必見です。上御茶屋は巨大な人工池の浴龍池を中心に小茶亭を配した大庭園です。山腹の茶室隣雲亭からの眺望は絶景で、池の小島、橋、遠くに鞍馬・貴船が眺められます。見学には予約が必要で希望参観日の3ヵ月前の月の1日から受け付けています。

住所

〒606-8052京都府京都市左京区修学院

アクセス

叡山電鉄修学院駅徒歩20分、市バス修学院離宮道から徒歩15分

電話番号

075-211-1215

料金

参観無料※事前申込要

営業時間

参観開始時間09:00、10:00、11:00、13:30、15:00

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