保津川下りは亀岡から嵐山までの保津川を高瀬舟に乗る川下りです。約16kmの渓流を峡谷美を眺めながら進んでいきます。歴史は古く、長岡京の頃から保津川の水運を利用して上流の丹波から木材が運ばれたことに始まります。その後慶長11年(1606年)角倉了以によって水路が開かれてからは、米・麦・薪炭なども輸送されるようになりました。保津峡の自然美は素晴らしく船頭が巨岩を避ける様はスリルがあり、明治のころから観光客を乗せた川下りが始まりました。現在の保津川下りはJR亀岡駅から歩いて10分ほどの乗船場をスタート地点とし、約2時間かけて嵐山まで下ってゆきます。春は桜が美しく、新緑は水に映え、秋には峡谷の両側が赤く染まり、冬はお座敷暖房船で冬景色を鑑賞することも出来ます。保津川下りの終着点は渡月橋の手前になり、近くには角倉了以像もあります。嵯峨・嵐山から亀岡までをトロッコ列車、帰りを保津川下りというのは人気の高いコースです。
住所
〒621-0005京都府亀岡市保津町下中島2
アクセス
JR亀岡駅徒歩8分
電話番号
0771-22-5846
料金
大人4,100円、子供(4歳~小学生)2,700円
営業時間
スタート時間09:00~16:00※季節により運行時間は変わります