錦天満宮は京都市の中心部、錦市場の東の端にある天満宮です。平安時代前期に、学問の神様で知られる菅原道真公の生家「菅原院」に天満宮として創建され、その後豊臣秀吉の都市計画のために現在の地に移されました。約200坪の境内には、京都の中心にありながら四季折々の花が咲き、地中からは良質の名水「錦の水」が湧き出ています。繁華街一の鎮守社で、「智恵・学問・商才の神様」「招福・厄除け・災難除けの神様」として、近隣の方々や多くの観光客に参拝され、誰もが気軽に立ち寄れる「錦の天神さん」として人々に親しまれています。錦天満宮から西に延びる約390mの通りが錦市場で、京の台所とも呼ばれ、魚屋・八百屋・昆布屋・総菜屋・漬物屋など狭い通りの両脇に130軒以上の店が建ち並びます。京都の伝統野菜、湯葉や豆腐、川魚、台所用品など京都人の暮らしぶりが感じられる市場です。朝11時頃までは買い付けに訪れる料理人も多くいるようです。
住所
〒604-8042京都府京都市中京区新京極通り四条上る中之町537
アクセス
阪急河原町駅徒歩5分
電話番号
075-231-5732
料金
境内無料
営業時間
08:00~20:00