石清水八幡宮は、京都府八幡市にある、ご祭神として、誉田別命（ほんだわけのみこと）・比咩大神（ひめおおかみ）・息長帯姫命（おきながたらしひめのみこと）をお祀りする由緒ある神社です。地元の人からは「やわたのはちまんさん」と呼ばれ、親しまれています。石清水八幡宮へのアクセスは、京阪電鉄石清水八幡宮駅下車、参道ケーブル「八幡宮口駅」～「八幡宮山上駅」下車、徒歩約5分程度となっています。石清水八幡宮のある男山は、都からみて裏鬼門（南西の方角）。鬼門（北東の方角）に位置する比叡山延暦寺とともに都の守護、国家鎮護の社として篤い崇敬を集めていました。天皇の行幸や上皇の御幸は、実に240余度に及ぶとされます。また、源義家がこの地で元服し、「八幡太郎義家」と名乗ったことでも有名。必勝・弓矢の神としても信仰を集めています。石清水八幡宮は、本宮のある山上の上院と、頓宮や高良神社のある山麓の下院から構成され、本殿（内殿及び外殿）、摂社武内社本殿など10棟が国宝に指定されています。