神護寺は、京都府京都市右京区にある、山号を高雄山と称する高野山真言宗遺迹(ゆいせき)本山の古刹です。京都市の北西、愛宕山(標高924メートル)山系の高雄山の中腹にあり、晩秋には、紅葉の名所として多くの参拝客でにぎわいます。寺伝によれば、創建は天長元年(西暦824年)、奈良時代末期から平安時代初期にかけての貴族・和気清麻呂によって開基されました。神護寺へのアクセスは、JR京都駅からJRバス「高雄・京北線」利用、「山城高雄」バス停下車、徒歩約20分程度となっています。神護寺は、その前身寺院である神願寺と高雄山寺が合併してできた寺とされ、その前身寺院の時代には、伝教大師最澄や弘法大師空海が活躍されたといわれています。金堂は、昭和9年(西暦1934年)の再建。入母屋造、本瓦葺きの本格的な密教仏堂で、ご本尊薬師如来立像(国宝)が安置されています。平安、鎌倉時代の仏像、絵画、書跡などが寺宝として所蔵され、梵鐘(国宝)は日本三名鐘の一つとされています。
住所
〒616-8292 京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5番地
アクセス
JR京都駅からJRバス「高雄・京北線」利用、「山城高雄」バス停下車、徒歩約20分
電話番号
075-861-1769
料金
大人・中高大生:600円/小学生:300円 障害者割引あり
営業時間
9:00~16:00