圓徳院は、京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派・高台寺の塔頭です。創建は、慶長10年(西暦1605年)、三江紹益により開山されました。豊臣秀吉公の正室・北政所(高台院、ねね)が晩年の本拠地としたことで知られています。圓徳院へのアクセスは、京阪電鉄祇園四条駅から徒歩約18分、阪急電鉄京都河原町駅から徒歩約20分、JR京都駅から市バス206系統を利用、「東山安井」バス停下車、徒歩約7分程度となっています。小堀遠州によって整えられた「北庭」は、賢庭が作庭した伏見城北政所化粧御殿前庭を移築したもの。巨岩を多数配置した一風変わった庭園で、国の名勝に指定されています。「南庭」は、白砂の線引きが美しく、一年中、花や紅葉を観賞できるように工夫されています。桐紋襖の上に描かれた非常に珍しい長谷川等伯作の「山水図襖」(原本は京都国立博物館等に寄託)を所蔵することでも有名。秀吉の出世守り本尊「三面大黒天」は、たいへん珍しい大黒天・毘沙門天・弁財天の三天合体の像。
住所
〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町530
アクセス
京阪電鉄祇園四条駅から徒歩約18分、阪急電鉄京都河原町駅から徒歩約20分、JR京都駅から市バス206系統を利用、「東山安井」バス停下車、徒歩約7分
電話番号
075-525-0101
料金
大人:500円/中高生:200円
営業時間
10:00~17:30(入場は17:30まで)