松尾大社は、京都府京都市西京区にある、ご祭神として、大山咋神(おおやまぐいのかみ)・中津島姫命(なかつしまひめのみこと)をお祀りする歴史ある神社です。創建は、大宝元年(西暦701年)、秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勅命を奉じて、松尾山山麓に神殿を営みました。社殿建立以前にも、松尾山頂の磐座(御神蹟)では、祭祀が行われていたといわれています。松尾大社へのアクセスは、阪急電鉄松尾大社駅から徒歩すぐとなっています。本殿は、応永4年(西暦1397年)の再建。「両流造」・「松尾造」と称される独特構造を有し、国の重要文化財に指定されています。本殿のほか拝殿、釣殿、楼門など社殿が多く、その建築美を十分に愉しむことができます。境内には、「亀の井」と称される松尾山からの湧水の泉があり、松尾大社が醸造祖神として、全国の酒造家から信仰されるのは、この泉に由来するとされています。四月に行われる「神幸祭」は1000年以上の歴史を持つ祭礼。七条通の桂大橋上流付近で舟渡御(川渡り)が行われます。
住所
〒616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町3
アクセス
阪急電鉄松尾大社駅から徒歩すぐ
電話番号
075-871-5016
料金
大人:500円/学生:400円/子ども:300円
営業時間
9:00~16:00(平日・土曜)、9:00~16:30(日曜・祝日)