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京都仙洞御所

仙洞御所とは、退位した天皇の御所のこと。京都府京都市上京区にある京都御苑の南東に位置するのが、京都仙洞御所です。仙洞というのは、本来、仙人の住処。仙人は中国で古くから理想的な人間像とされ、仙洞御所という名称は、退位した天皇の住居の美称として用いられるとのこと。京都仙洞御所へのアクセスは、京都市営地下鉄丸太町駅から徒歩約15分、京阪電鉄神宮丸太町駅から徒歩約20分程度となっています。京都仙洞御所は、寛永4年(西暦1627年)、後水尾上皇のために造営されたもので、正式名称は「桜町殿」といいます。仙洞御所の建物自体は安政元年(西暦1854年)の火災で焼失。現在では茶室、庭園が残るのみとなっています。庭園は、小堀遠州によって作庭された後、後水尾上皇の意向により改修されたもの。桜につつじ、美しい藤棚、鮮やかな紅葉が愉しめる庭園です。歴史をさかのぼれば、太閤・豊臣秀吉、歌人・紀貫之の住居があったとされる場所でもあります。

住所

〒602-0881  京都府京都市上京区京都御苑3

アクセス

京都市営地下鉄丸太町駅から徒歩約15分、京阪電鉄神宮丸太町駅から徒歩約20分

電話番号

075-211-1215

営業時間

参観開始時間 9:30~15:30 事前申込要(状況により時間の変更がある)

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