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宝厳院

宝厳院は、京都府京都市右京区にある、山号を大亀山と称する臨済宗天龍寺派の寺院です。創建は、寛正2年(西暦1461年)、室町幕府管領・細川頼之が聖仲永光を招聘して開基されました。もとは上京区禅昌院町にあり、その後応仁の乱により荒廃。天正年間に豊臣秀吉公の恩顧により再興。その後も変遷を経て、平成14年(西暦2002年)、現在地に移転を果たしました。宝厳院へのアクセスは、JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩約10分、阪急電鉄嵐山駅から徒歩約10分程度となっています。宝厳院の見どころの一つは、「獅子吼の庭」。室町時代の禅僧、策彦周良禅師によって作庭された、借景回遊式庭園で、獅子の形をした獅子岩、中国の黄河中流にある滝で登り切った鯉魚は龍になるという伝説の登龍門を表している瀧門瀑などが有名。平成20年(西暦2008年)に建立された本堂には、田村能里子画伯筆の障壁画「風河燦燦三三自在」があり、体内で胎児が見る色を表現したとされる朱色を中心とした独特の構成になっています。

住所

〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36

アクセス

JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩約10分、阪急電鉄嵐山駅から徒歩約10分

電話番号

075-861-0091

料金

特別拝観(秋) 大人:500円/小中学生300円(9:00~17:00) 大人:600円/小中学生300円(17:30~20:30)

営業時間

特別拝観期間(秋)9:00~17:00、17:30~20:30

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