霊山観音は、京都府京都市東山区にある、高さ24メートル、重さは約500トン、鉄骨コンクリート造の観音像です。第二次世界大戦の戦没者を追悼するため、昭和30年（西暦1955年）、帝産グループ創設者・石川博資氏によって建立されました。霊山観音へのアクセスは、京阪電鉄祇園四条駅から徒歩約15分、阪急電鉄京都河原町駅から徒歩約20分程度となっています。観音様の胎内には、千手観音菩薩像、虚空蔵菩薩像、文殊菩薩像、普賢菩薩像、勢至菩薩像、大日如来像、不動明王像、阿弥陀如来像が安置されています。「縁結び・良縁、恋愛成就、家庭円満」にご利益がある愛染明王をお祀りする「愛染明王堂」、月に３回、国家隆盛、交通安全、家内安泰の護摩が焚かれる「護摩堂」、京都のパワースポットとして名高い「願いの玉」はぜひ参拝したいところ。お盆には、万灯会供養として、盆提灯に火が灯り、付近は幻想的な雰囲気につつまれます。