萬福寺は、京都府宇治市にある、山号を黄檗山と称する黄檗宗大本山の寺院です。創建は、寛文元年(西暦1661年)、中国・明出身の僧・隠元によって開山されました。日本のものとは違う、中国明朝様式の伽藍建築が特徴的な寺院でもあります。萬福寺へのアクセスは、JR奈良線・京阪電鉄黄檗駅から徒歩約5分程度となっています。大雄寶殿(本堂)は、寛文8年(西暦1668年)の建立。日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として有名。ご本尊は釈迦牟尼仏像、脇侍に阿難と迦葉、さらに、両単に十八羅漢像が安置されています。寛文8年(西暦1668年)の建立の天王堂には、弥勒菩薩の化身とされる布袋像が安置されています。布袋様の名は契此といい、南宋の高僧だとのこと。萬福寺では、2月と8月を除く毎月8日、布袋尊(弥勒菩薩)の縁日(生誕・降臨の日)にちなみ、「ほていまつり」が開催されています。手作り市を中心に、音楽演奏など多くの地元の方で賑わいを見せます。
住所
〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄三番割34
アクセス
JR奈良線・京阪電鉄黄檗駅から徒歩約5分
電話番号
0774-32-3900
料金
大人(高校生以上):500円/中・小学生:300円
営業時間
9:00~17:00(受付は16:30まで)