木屋町通りは、京都市中心部にある高瀬川の東側に沿う南北約2.8kmの細い通りです。二条通の南側から始まり御池通、三条通、四条通を超えて松原通まで、通りには桜の木が植えられ京都らしい風情が感じられる界隈となっています。高瀬川は物資の運搬において重要な役割を担っており、薪・炭・木材などを扱う商人の町として発展したことから木屋町と呼ばれるようになりました。やがて旅籠や貸座敷などの娯楽の場になっていき、幕末には坂本龍馬や桂小五郎、佐久間象山などが隠れ住んだ場所でもあり通り沿いには多くの石碑が建てられています。現在の木屋町は和食、中華やイタリアン、フレンチなど多国籍な飲食店が多く集まり、若者に人気のある場所です。木屋町通の1本鴨川寄りには先斗町があり両通りあわせて夜まで営業している飲食店が多いエリアとなっています。木屋町通りの北側には地下鉄京都市役所前駅、南側には阪急四条河原町駅がアクセスが良いです。