光明寺は京都府長岡京市にある西山浄土宗の総本山で、紅葉の名所です。まだ24歳の若さの法然上人が比叡山から奈良へ師を求め降りてきた時に、長岡・栗生野の高橋茂右衛門宅で一夜を過ごしました。茂吉右衛門夫妻は法然の求法の心に感銘を受け「教えを見出したなら、まず最初に私共に教えを説いてください」と願い出ました。その後浄土宗を開かれた法然上人は20年の約束を守り長岡の地に念仏の法門を開きました。そして法然の弟子・蓮生が栗生野に寺を建て法然上人から「念仏三昧院」の寺号をいただき、これが光明寺の始まりです。法然上人没後は他教団から迫害を受けましたが、法然上人の棺から光明が発生し栗生野を照らしたことから遺骸をこの地にて荼毘に付し廟堂を建て、寺号を「光明寺」と改めました。秋になると全山が赤く染まり紅葉が最盛期を迎え、多くの観光客が光明寺を訪れます。JR長岡京駅からは阪急バスを利用し旭が丘ホーム前バス停で降りると参道はすぐそこです。
住所
〒617-0811京都府長岡京市栗生西条ノ内26-1
アクセス
JR長岡京駅より阪急バス20/22系統、旭が丘ホーム前下車
電話番号
075-955-0002
料金
境内無料 ※紅葉時期は別途要
営業時間
09:00~16:00