京都霊山護国神社は京都市東山区にある神社で、坂本龍馬を祀っていることで有名です。御祭神は549柱あって幕末維新の志士や第2次世界大戦の戦没者をお祀りしています。最も参詣者が多いのは坂本龍馬と中岡慎太郎の墓で入口から5分ほど石段を上がったあたりにあり、2人が並んだ銅像が立ち、ここからは京都市街が一望できます。参道の坂道は「維新の道」と呼ばれ、秋にはイチョウの落葉で黄金色に染まります。道を挟んだ向かい側の霊山歴史館は明治維新で活躍した志士の遺品など約500点を展示する維新ファン必見の資料館です。麓にある高さ24mの巨大な霊山観音は体内拝観もできます。場所は高台寺の奥になり、清水寺からは三年坂、二年坂を下り、突き当りを左に折れ坂を上った先になります。三年坂や二年坂、ねねの道周辺は土産物屋や飲食店が連なり観光客も多く賑やかですが、維新の道を上がると店は少なくなり静かな雰囲気になります。