亀山城跡

亀山城跡(かめやまじょうあと)には、天正18年(1590)に岡本宗憲が築城した「亀山城」がありました。江戸時代には伊勢亀山藩の藩主の居城となり、東海道五十三次の46番目の宿場町であることからも幕府の宿所としての役割もありました。一国一城令により天守の取り壊しを命じられた丹波亀山城(京都府)と間違って寛永9年(1632)に天守を取り壊されてしまいましたが、寛永13年(1636)に本多俊次による大改修で天守台に多聞櫓が建てられました。明治の廃城令によりほとんどの構造物が取り壊されてしまい、現在では天守台や多聞櫓、石垣など一部しか残っていませんが、この多聞櫓は三重県で唯一当時のまま残る中核的城郭建築で、全国的に見ても貴重なもののため、1953年に三重県の史跡に指定されています。2001年から毎年4月上旬には「亀山城桜まつり」が開催されています。JR亀山駅から北へ約10分歩いたところにあります。

住所

〒519-0152 三重県亀山市本丸町

アクセス

JR関西本線「亀山駅」から徒歩で約10分

電話番号

0595-96-1218(亀山市まちなみ文化財室)

料金

無料

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