鳴子峡は、宮城県大崎市 鳴子温泉郷・中山平温泉地区に位置する約2.6kmの峡谷です。大谷川の浸食によって作られた谷の深さはなんと約100m。断崖絶壁の大渓谷は、春から夏にかけては美しい緑が広がり、10月中旬から11月中旬頃には有名な紅葉スポットとなります。JR「鳴子温泉駅」から鳴子峡までは車で約10分。国道47号に平行して渓谷が続きます。鳴子峡の紅葉は点在する緑と赤や黄色のコントラストが素晴らしく、その絶景を一度は見たいと毎年たくさんの人が訪れます。そのため、紅葉期間中周辺道路が渋滞、JR「鳴子温泉駅」から「中山平温泉駅」間に臨時バスが運行します。鳴子峡には自然遊歩道が設置されており、散策しながらの眺めを楽しむのもオススメ。鳴子峡遊歩道は現在一部通行止めで、中山平側入口からと、鳴子側入口からそれぞれ短距離のみ開放（9時〜16時）。大深沢遊歩道は鳴子峡レストハウスを起点に一周2.2kmのコースです。散策の際は歩きやすい靴でお出かけください。なお、11月下旬〜4月下旬までレストハウス・見晴台・遊歩道は冬期閉鎖となります。