大御神社は「日向のお伊勢様」とも呼ばれている古い神社で、皇祖天照大御神を御祭神としています。日本国内では大変珍しい立地の神社で柱上岩の背側にあり、太平洋の大海原とは背中合わせに立っています。大御神社内には日本国歌「君が代」での「さざれ石」群があり、国内最大規模と言われています。また、大御神社の境内、東側の奥に位置する龍宮(鵜戸神社)には洞窟があり、その洞窟の奥から外を眺めてみると、洞窟入り口の形状が「昇り龍」を象った姿に見えるのですが、これは龍神信仰の痕跡と考えられます。龍宮(鵜戸神社)は大御神社より100メートルほどにあるので、両神社を一度に見学することも可能です。大御神社へのアクセスは、公共交通機関を利用の場合、JR日豊本線「日向市駅」よりおよそ3.5キロ、徒歩所要45分タクシーで10分。日向市駅東口バス停より宮崎交通バス・上椎葉−イオンタウン日向(西郷温泉経由)・イオンタウン日向行利用「江良4丁目」で下り、徒歩16分。車の場合、東九州自動車道「日向IC」より4キロ所要およそ6分ほど。