西都原古墳群は、宮崎県のほぼ中央部に位置する特別史跡に指定されている公園です。西都市の中心部である市街地の西方位置する台地が「西都原古墳群地帯で、その標高はおよそ60メートル、平坦な洪積層の台地です。東西には2.6キロ、南北に4.2キロの広い範囲に点在する古墳群で、その数は300基以上もあります。周囲は大自然に囲まれ、春には約2000本もの桜と、8ヘクタール一面に色鮮やかな菜の花が咲き乱れ、秋になると華やかなコスモスに彩られ、年間を通してお花見ができるスポットでもあります。古墳群は今から約1700年前の古墳時代に造られたものと言われており、1912年（大正元年）に発掘調査を開始、1934年（昭和9年）に国の史跡に指定されました。近隣の「古代生活体験館」「西都原考古博物館」「西都原ガイダンスセンターこのはな館」での展示品を見学すれば、発掘調査内容やより深い知識を得ることができます。西都原古墳群へのアクセスは、車の場合、宮崎市内中心部より国道219号線経由で約40分。東九州自動車道「西都IC」で下り所要およそ10分ほど。公共交通機関を利用の場合、JR日南線・JR日豊本線「宮崎駅」より宮崎交通バス利用「西都バスセンター・西都原考古博物館前経由」行きまたは「西都バスセンター」行きを利用、所要70分「西都原考古博物館前」バス停にて下車。