長崎孔子廟・中国歴代博物館は、1893年（明治26年）に清国（現在の中国）政府と在日華僑により創立されたもので、何度も改修を重ねながら現在に至ります。孔子廟は中国山東省に総本山があり、日本で唯一の本格的な中華会館そして霊廟で、きらびやかな伝統美が施されています。中国歴史博物館は、1983年に設立された日中友好促進を目的とされており、在北京故宮博物館を筆頭とした中国の国宝級の貴重な宝物類が常時展示されている、中国国外では唯一の博物館です。展示物は2～3年に一度、入れ替えられています。長崎孔子廟・中国歴代博物館へのアクセスは、車の場合、九州横断自動車道「長崎芒塚IC」で下り長崎大分線・長崎自動車道 と ながさき出島道路・国道324号を経由「出島」インターより所要およそ8分ほど。公共交通機関利用の場合、JR長崎本線「長崎駅」駅前より長崎電気軌道1号系統崇福寺行に8分ほど乗車し「新地中華街」で石橋行へ乗り換え、「大浦天主堂」電停にて下り、徒歩所要3分ほど。「ながさき観光ルートバス」では、長崎バスによる運行で、市内主要観光スポットを巡るプラン。グラバー園・大浦天主堂、オランダ坂、長崎新地中華街、出島、平和公園、原爆資料館を周遊するので、観光にはとても便利です。