海上自衛隊佐世保史料館は、長崎県佐世保にある海上自衛隊、また大日本帝国における海軍に関する史料館で、「セイルタワー」とも呼ばれています。元々1898年（明治31年）に当時海軍士官の集会所として建てられた「佐世保水交社」の一部を修復、また新館を増設し大日本帝国旧海軍の遺した史料を継承しています。海上自衛隊や旧海軍の歴史や活動が事細かにまとめられ展示されており、一見の価値のある史料館です。全7フロアから成り、1階は売店と特別展示、2階は南極観測船・災害派遣について、3階は海上自衛隊の艦船とその歴史、4階は太平洋戦争について、5階は日清・日露戦争について、6階は長崎海軍・佐世保鎮守府開設の歴史、7階は展望・映像ホール。時代そしてテーマ別に分かりやすく展示されています。海上自衛隊佐世保史料館へのアクセスは、公共交通機関を利用の場合、JR佐世保線「佐世保駅」より西肥バス利用「佐世保総合医療センター入り口」にて下り徒歩所要2分。JR佐世保駅からタクシーで所要10分ほどです。車の場合、西九州自動車道「佐世保中央IC」より国道35号線松浦交差点経由で所要5分。