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唐招提寺

近鉄西ノ京駅を降り、薬師寺を北に向かった場所にある唐招提寺。聖武天皇の招きで唐(現在の中国)から来日した鑑真和上が、759年に修行の道場として建立しました。境内の金堂は、鑑真和上の弟子の如法が8世紀後半に建てたものです。瓦葺屋根の両端には、鑑真が来日するまでを描いた井上靖の小説「天平の甍(いらか)」にちなみ、「天平の甍」とも呼ばれる鴟尾(しび)が飾られています。 堂内では、制作当時は千本の手を持っていた(現在は953本)千手観音立像などを見ることができます。他に、平城宮の東朝集殿を移築し改造した講堂、鑑真和上座像や画家・東山魁夷の障壁画が収められる御影堂なども見どころです(御影堂は2022年3月まで修理中で、鑑真和上座像は新宝蔵に移され、6月5日~7日に限定公開されます)。5月19日には、厄除け効果のあるハート形のうちわ・宝扇(ほうせん)をまく「うちわまき」を開催。夏には、鑑真和上が唐から持参されたとされる「唐招提寺蓮」が見ごろを迎えます。

住所

〒630-8032 奈良県奈良市五条町13-46

アクセス

近鉄西ノ京駅から徒歩8分、JR奈良駅東口・近鉄奈良駅から奈良交通バスで「唐招提寺」または「唐招提寺東口」バス停下車(JR奈良駅東口・近鉄奈良駅方面のバスは「唐招提寺」バス停には停車しません)

電話番号

0742-33-7900

料金

大人・大学生1,000円/高校生・中学生400円/小学生200円、身障者は半額(介護者1名も半額)、奈良市の老春手帳、奈良市ななまるカードをお持ちの方は南大門拝観料が無料、国宝 鑑真和上坐像特別公開:大人・大学生500円/高校生・中学生400円/小学生300円、新宝蔵:大人・大学生200円/高校生・中学生・小学生100円

営業時間

8:30~17:00(受付終了は16:30)

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