平城宮跡は、和銅3年(西暦710年)に遷都された平城京の中心であった宮跡です。平城京を中心とした74年間は、奈良時代と呼ばれており、天平文化が花開きました。平城宮跡へのアクセスは、近鉄線大和西大寺駅から中心施設である朱雀門まで徒歩で約20分程度、大極殿まで約15分程度です。平城宮跡は国営公園(平城宮跡歴史公園)として現在も整備中で、今後も全体開園に向け各種施設が展開される予定になっています。古の時代に外国使節の送迎や新年の祝賀行事が行われたとされる「朱雀門」周辺は、「朱雀門ひろば」として整備され、往時のいとなみや現在の平城宮跡の見どころを紹介する施設「平成いざない館」、公園の景色を楽しめるカフェ・レストラン、1998年に復元された入母屋二重構造の朱雀門があり、観光客に人気のスポットになっています。また、平安京は遷都を繰り返した歴史があり、王宮の中枢施設である「大極殿」が二つあったとされ、特に、「第一次大極殿」を中心に復原施設や遺構展示物があり、公園のシンボルゾーンとなっています。
住所
〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号
アクセス
近鉄大和西大寺駅南口から徒歩で玉手門経由約20分
電話番号
0742-36-8780
営業時間
9:00~16:30(入館16:00まで)(施設により時間が異なる)