竹瓦温泉は、別府市にある市営の共同温泉です。入り口は唐破風の屋根があり、和風な建造物です。寄棟造平屋の砂湯と反対側に男湯と女湯があります。温泉は蛇口やシャワーがなく、桶で汲んで体を洗うシステムです。別府温泉のシンボルとなっており、外観も中も温泉も昭和初期のまんまです。名物である砂湯は、服のまま砂の上に寝転がると「砂かけさん」と呼ばれる人がやって来て、温泉で暖められた砂を体の上にかけてくれます。砂湯は別料金で1500円となっています。重みのあるサウナといった感じで体の芯から温まることができます。アメニティも一切ないので持ち込むか、使い捨ての物を竹瓦温泉で購入することになります。なお、タオルもありませんので持って行きましょう。砂湯の時に着る浴衣は貸してもらえます。砂湯の横にある温泉は、砂湯と二時間ごとに交代するので常に暖かい砂がある状態となっています。竹瓦温泉への行き方は、JR別府駅から駅前通りを徒歩で約10分です。