体験情報
◆Writer: Ryota (DeepExperience Content Creator)
日本の伝統芸能、歌舞伎が好きなら、日本舞踊を体験しよう!
歌舞伎役者は日本舞踊を必ず勉強し、日本舞踊を学んでいく中で、歌舞伎における体の動かし方の多くを身につけてきました。日本舞踊とは、日本の伝統的なダンスの総称で、主に、舞と踊から成ります。舞とは扇子を使い水平に体を動かすことを言い、踊とは、音楽に合わせて繰り返される一連の意味を持った動作のことを言います。また、日本舞踊では扇子の使い方によって、様々な感情を表現することができます。そんな日本舞踊は歌舞伎と密接に関わっていて、今回の体験では、日本舞踊の基本作法、動作を短時間で身に着けることができ、どなたでも楽しんでいただける内容となっています。
さらに、こちらのプランは、最寄駅から体験施設までのご案内と、先生のレクチャーなどのお話を通訳するガイド付き体験コースです。日本語がまったくできなくても大丈夫!通訳ガイドにどんどん質問して、日本舞踊を奥深くまであじわってください!
さらに、こちらのプランは、最寄駅から体験施設までのご案内と、先生のレクチャーなどのお話を通訳するガイド付き体験コースです。日本語がまったくできなくても大丈夫!通訳ガイドにどんどん質問して、日本舞踊を奥深くまであじわってください!
大阪阿部野橋駅から電車で約8分!
集合場所の近鉄大阪線「針中野」駅まで、「大阪阿倍野橋」駅からだと電車で約8分。「大阪」駅からお越しの場合は、御堂筋線で「天王寺」駅まで行き、「天王寺」駅から歩いてすぐの「大阪阿倍野橋」駅まで行きます。「針中野」駅は「大阪阿倍野橋」駅から、「藤井寺」行きの各駅停車で4駅目になります。
▼近鉄大阪線の路線図
▼近鉄大阪線の路線図
▼「針中野」駅の改札を出ると、階段を降り、ちょうど正面にあるFamilyMartの前で集合。ガイドがこの前であなたを出迎えます。近くには「マクドナルド」もあり、早く着いたら、ここで時間をつぶすのもあり。
▼集合場所から体験施設の「飛鳥ホール」までガイドが案内します。住宅街の中を歩いていると、いきなり一風変わった建物が出現するので、びっくり!外国人観光客が一人でたどり着くのは、難しそうな穴場スポットです。
浴衣の着付けで、あなたも本物の踊り手気分を味わえます!
施設に入ると、まずは靴を玄関で脱ぎ、体験場の二階に上がります。体験場に入ると、その広々とした空間に圧倒されました。体験場に入る前には一礼します。
さて、荷物を置いて、体験の準備が出来たら、まずは浴衣の着付け体験があります。事前にお伝えした、浴衣一式をスタッフの方が持ってきてくれるので、まずは足袋(たび:伝統的な靴下)からはきましょう。浴衣の着方が分からなくても大丈夫。お手伝いさんが浴衣を着せてくださいます。
▼今回レクチャーしてくださった、飛鳥流三代目家元の飛鳥左近さんです。飛鳥流は、伝統的な日本舞踊の流派の一つです。
※この日はたまたま左近さんでしたが、違う先生がご担当の時もあります。
さて、荷物を置いて、体験の準備が出来たら、まずは浴衣の着付け体験があります。事前にお伝えした、浴衣一式をスタッフの方が持ってきてくれるので、まずは足袋(たび:伝統的な靴下)からはきましょう。浴衣の着方が分からなくても大丈夫。お手伝いさんが浴衣を着せてくださいます。
▼今回レクチャーしてくださった、飛鳥流三代目家元の飛鳥左近さんです。飛鳥流は、伝統的な日本舞踊の流派の一つです。
※この日はたまたま左近さんでしたが、違う先生がご担当の時もあります。
▼浴衣、帯、足袋、そして扇子です。今回は、男性は黒、女性はピンクの浴衣でした。
▼まずは足袋から履いていきましょう。このお二人、足袋をはくのは今回が初めてだったそうで、結構大変そうでした。足袋は自分の足の大きさと同じサイズを教えてくださいね。
▼スタッフの方が、帯を結んで下さいます。黒い浴衣がとてもお似合いですね。もともとイケメンですが、さらに男に磨きがかかりました!
▼女性にはピンクの浴衣がありますよ。とってもお似合いですね。日本人顔負けです。
舞台に上がる前に、基本作法を身につけましょう。
作法と聞くと、少し硬いイメージがあるかもしれませんが、皆さん初めての経験だったようで、とても楽しんでいました。実際、作法をマスターするまでお稽古するというスタイルではなく、先生の説明を通訳ガイドが訳し、日本文化を楽しく肌で感じることができる内容となっています。気構える必要はありません。肩の力を抜いて、リラックスしながら、正座の仕方や、扇子の使い方について楽しく学びましょう!
▼まずは、基本中の基本、正座について学びます。おしりを突き出さないように、畳と垂直に腰を下ろします。簡単そうに見えて、実は結構難しく、集中しないとバランスを崩してしまいます。
▼まずは、基本中の基本、正座について学びます。おしりを突き出さないように、畳と垂直に腰を下ろします。簡単そうに見えて、実は結構難しく、集中しないとバランスを崩してしまいます。
▼次に扇子について学びます。実は、扇子を自分の前に置くのには意味があります。先生が扇子の説明をし、ガイドさんが通訳しています。
▼さあ、今度は礼の仕方を学びます。扇子より前に手が出ないように注意しましょう。
▼扇子の使い方を学んでいます。扇子はとても重要で、日本舞踊の中で頻繁に使われます。
さあ、飛鳥ホールの豪華な舞台で日本舞踊体験!!
飛鳥ホール二階の体験場には大きな舞台ステージがあります。なんと、このステージ上で、先生のご指導の下、日本舞踊の体験ができます。舞台には上手と下手があり、観客席から見て右側が上手、左側が下手となります。先輩や位の高い人は上手、位の低い人は下手と決まっています。また、本当の歌舞伎のステージには、下手の近くに花道といわれるステージと同じ高さの廊下のような構造物があり、歌舞伎役者は演目中、花道を歩き、見得のポーズを決めます。
日本舞踊は、ボディラインを強調する西洋のダンスとは違い、浴衣のラインを活かした動き方が特徴的です。今回は女性的な動き方と、男性的な動き方の両方を体験していきます。
▼手を浴衣の袖に隠す技法は女性的な動き方を表現しています。写真のように、胸に当てている右手を上にあげれば上げるほど、幼さを表現できます。
日本舞踊は、ボディラインを強調する西洋のダンスとは違い、浴衣のラインを活かした動き方が特徴的です。今回は女性的な動き方と、男性的な動き方の両方を体験していきます。
▼手を浴衣の袖に隠す技法は女性的な動き方を表現しています。写真のように、胸に当てている右手を上にあげれば上げるほど、幼さを表現できます。
▼今度は、男性的で荒々しい動き方をお稽古します。先生、すごく強そうです。イケメンの外国人のお客さんは顔がダンディーになりましたね。
▼歌舞伎の演目の中でクライマックスの時に見得といわれるポーズを決めます。手と足を大きく開き、客席をにらみます。恥ずかしがらずに、どや顔していいですよ。
▼躍動感を観客席に送るため、足を一瞬にして素早く広げます。
日本舞踊の体験後は、和菓子とお茶を楽しみながら、雑談しましょう!
体験でひと汗かいた後は、お茶と和菓子を頂きます。今回は5月だったので、端午の節句(こどもの日)に合わせて、柏餅が出されました。端午の節句とは簡単にいうと、こどもが健康に成長することをお祈りする日です。
このように、出される和菓子も季節によって代わり、飛鳥流のおもてなしを感じ取れますね。和菓子を食べながら、日本文化も一緒に知ることができます。
▼柏餅に使われているカシワの葉は防腐剤の効果があり、これにお餅を包むことで、日持ちすると言われています
このように、出される和菓子も季節によって代わり、飛鳥流のおもてなしを感じ取れますね。和菓子を食べながら、日本文化も一緒に知ることができます。
▼柏餅に使われているカシワの葉は防腐剤の効果があり、これにお餅を包むことで、日持ちすると言われています
▼柏餅に初挑戦しています。はじめての食べ物って、ちょっとだけ怖いですが、とても美味しそうに食べていました。
▼異国のスイーツを堪能した後は、ゲスト二人で仲良く写真撮影。とても仲良しそうですが、ただの友達みたいです。カルチャーショックを受けました(笑)
日本舞踊はかっこいい!
まず、二階にある和風の立派な舞台には感動しました。また、こんな素晴らしいところでお稽古できるなんて、本当に楽しかったです。
今回の先生、左近さんは、礼や正座の仕方などの基礎から、舞台での身のこなし方まで、丁寧に優しく教えてくださいました。また、日本の伝統文化である日本舞踊を存分に楽しむことができる体験でした。外国人の方にとっては、扇子の開き方のような基礎的なことも含め、すべてが新しい体験となるでしょう。
今回の先生、左近さんは、礼や正座の仕方などの基礎から、舞台での身のこなし方まで、丁寧に優しく教えてくださいました。また、日本の伝統文化である日本舞踊を存分に楽しむことができる体験でした。外国人の方にとっては、扇子の開き方のような基礎的なことも含め、すべてが新しい体験となるでしょう。