大阪市を流れる大川に面した天満は、日本一長いと言われている天神橋筋商店街をはじめ、学問・学術の神様が祀られている大阪天満宮、そして日本の貨幣を鋳造する造幣局などの観光名所が多く存在しています。また、2006年にオープンした天満天神繁昌亭は、新しい上方落語の拠点であり、唯一の落語常設小屋で、老若男女に人気の大阪の新名所として人気上昇中の観光施設です。大きなオフィスが梅田周辺に集中する中、天満はオフィス開発が進まないエリアで、江戸時代より続く天満市場は北区の中でもひと際下町情緒溢れるエリアです。近年、移住者の増加に伴う超高層マンションなどが立ち並び、人気の居住地域として知られています。水運に恵まれた立地条件により、金属、ガラス、繊維などの工業が江戸時代より発達。大阪天満宮の境内には大阪ガラス業発祥の碑があり、昔の名残を感じ取ることができます。