TKPゲートタワービルは大阪市福島区にある地上16階建てのオフィスビルで、高速道路がこのビルを貫通していることから「蜂の巣」や「にぎやかな場所」を意味する「ビーハイブ」（Beehive）という呼び名が付いています。1893年よりこの場所で製薪炭業が営まれていたが、社屋の老朽化により1983年に改築されました。1989年に道路法、都市計画法、都市再開発法、建築基準法の一部を改正し、道路と建物が一体的に整備されることを認める立体道路制度が制定されるに至りました。この新たな制度により、高速道路が貫通したビルを建築することが可能となり、当ビルは日本で初めてこの制度を利用した建物となりました。高速道路とビルは一切接触しておらず、開通部分は火災発生時の他方への延焼防止のため、シェルターに覆われています。アクセスは、各線「福島駅」もしくは「西梅田駅」からが便利です。