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桜宮橋

大阪市の第一次都市計画事業に基づき1930年に開通した桜宮橋と、2006年に開通した新桜宮橋の二つの橋から成り、銀橋の名で知られている鋼アーチ形式の橋です。渋滞緩和のため、道路・橋ともに拡幅工事のために、もう一本橋を足しました。もともとの桜宮橋は西行きの3車線に減らし、代わりに歩道を拡幅しました。新桜宮橋は東行き3車線で、幅員22m、橋長108mとなっています。桜宮橋の建設においては、京大教授、武田吾一が設計し、当時としては128万円と破格の工費がかけられ、完成までに3年かかりました。新桜宮橋の建設においては、安藤忠雄が設計したことで知られています。構造上、ボルトでの締結ができないため、全断面溶接構造となっており、世界で初めて最新の技術を取り入れた現場での溶接工事が行われました。溶接個所の周囲には風防を付け、細心の注意を払い施工されました。今は、この橋上を国道1号線が走っています。

住所

〒530-0042 大阪府大阪市北区1

アクセス

JR東西線・大阪天満宮駅より徒歩約12分
Osaka Metro谷町線「天満橋駅」 より徒歩約12分
Osaka Metro谷町線「南森町駅」より約徒歩12分

  • お役立ち情報

    桜宮橋が架かるエリアは桜ノ宮といい、大阪随一の桜の名所です。大川沿いの桜並木、造幣局の桜の通り抜け等で知られています。地名である桜ノ宮はJR桜ノ宮駅から歩いて約5分の櫻宮神社から来ており、この境内にはたくさんの桜が咲き誇っていたことからこの地の名前となった。1885年の大洪水で大半が枯れてしまったが、現在でも櫻宮神社の境内では桜を見ることができます。

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