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ライオン橋(難波橋)

天神橋、天満橋とともに、浪華三大橋のひとつである難波橋は、土佐堀川、中之島公園、堂島川をまたいだ全長約190mの橋です。橋詰の4か所に阿吽のライオン像がそれぞれ2体ずつ配置されていることからライオン橋の名で親しまれています。難波橋が現在の姿となったのは1915年で、大阪市電の第三期線として計画された堺筋線を開設するにあたり、難波橋は堺筋に架かる橋として架け替えられました。当時中之島公園では公園の整備が行われていたため、インフラの整備だけでなく、公園の景観の一部となるように、装飾性を意識した架け替えが行われました。橋に市章を刻み、戦時中に失われた照明灯を復元することで、付加価値を高めていきました。周辺には大阪市中央公会堂、大阪市東洋陶器美術館、中之島バラ園等の観光名所に加え、レトロな建築様式が印象的な大阪証券取引所や、銀行の支店等が存在し、ライオン橋の上には、観光客だけでなく、サラリーマンの姿も見受けられます。

住所

〒530-0005 大阪市北区中之島1~中央区北浜1

アクセス

Osaka Metro堺筋線・京阪本線「北浜駅」より徒歩1分

  • お役立ち情報

    難波橋の橋詰に置かれているライオン像は彫刻家、天岡均一の作で、高さ3.5m、重さ18tにも及ぶランドマーク的存在です。向かって右側のライオンは口を閉じていて、左側のライオンは口を開けています。通常は神社の狛犬やお寺の山門の仁王像等が阿吽(あうん)のペアとして知られていますが、近代的な建築物に伝統的な要素を取り入れたことで、おもしろいデザインの橋として観光名所にもなりました。

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