南森町駅の近くにある大阪天満宮は、大阪市民の間で「てんまのてんじんさん」との呼び名で親しまれており、学問の神様、菅原道真を祀る全国的に有名な神社です。菅原道真が朝廷での権力闘争に敗れ、大宰府へ左遷される途中、天満宮より前にこの地にあった大将軍社の境内に立ち寄ったという社伝が残るります。道真の死後、949年に大将軍社で道真を祀ってからは、天満宮として知られるようになり、天満地域を守る学問・芸能の神様として学業成就を祈願する人や、大阪商人たちの心のよりどころとなっています。毎年7月24日、25日には日本三大祭りの一つで、1000年余前からつづく「天神祭」が開催されます。この時期になると、近くの天神橋筋商店街では女性が神輿を担ぐ「ギャル神輿」が行われ、大川を行きかう約100隻もの船や約5000発に及ぶ花火を観覧しようと桜宮橋や天満橋の上に多くの人が集まります。
住所
〒530-0041 大阪市北区天神橋2-1-8
アクセス
Osaka Metro 谷町線・堺筋線「南森町駅」
JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩5分
電話番号
06-6353-0025
料金
無料