高津は大阪市中央区に位置する町で、古典落語で知られている高津の富の舞台として知られている高津宮が鎮座しています。大阪を代表する繁華街ミナミから徒歩約10分圏内に位置します。地内の中央には南北に阪神高速1号環状線と東西に千日前通りがそれぞれ走っています。高津の名前の由来となったのは、難波高津や国府津(こうづ)、郡戸荘等、諸説あります。また、高津には高津宮と言われる有名な神社があり、866年に清和天皇の勅令によって仁徳天皇を祀る社が難波高津宮にあったと言われており、地位に建立されたのが始まりとされています。700年後の1583年には豊臣秀吉が大阪城を築城した際にご神体を現在地に移したとされており、第2次世界大戦の大阪空襲の際に神社は全焼しました。戦後、現在の社殿が再建されました。高津宮は「高津の富」「高倉狐」「崇徳院」などの古典落語の舞台としても知られています。高津は古くから大阪商人の文化の中心地として賑わい現在も境内にある{高津の富亭}にて定期的に五代目桂文枝一門による落語の寄席が開かれています。春になると高津宮桜まつりが開催され、夜桜は特に好評です。
住所
大阪府大阪市中央区
アクセス
近鉄「日本橋駅」
Osaka Metro千日前線「日本橋駅」