夢洲とは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがある此花区の埋立地の名称で、広さは約390ヘクタールにも及びます。1970年からゴミ処理場として焼却物や建設残土で埋めたれられたこの土地は、1980年代に「テクノポート大阪計画」という人工島の有効活用が検討されましたが、バブル崩壊とともに白紙となりました。また、2008年のオリンピック開催地として大阪が立候補しましたが、招致に失敗。一時は「負の遺産」として扱われていました。
ところが、2025年に開催される大阪・関西万博の開催予定地として2018年に選定されて以降注目を集め、現在は近未来都市創造に向けた様々なまちづくり構想案が検討されています。交通網の整備としては、JR西日本のJR桜島線の延伸、大阪メトロの中央線の延伸、さらに近鉄グループホールディングスが交通網の整備に乗り出しています。また、カジノを含む統合型リゾート構想により、大手デベロッパー各社も、近隣の咲洲にて既に開発に乗り出しています。
住所
大阪府大阪市此花区
アクセス
阪神高速16号大阪港線 経由