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大阪市中央卸売市場

大阪市中央卸売市場は、大阪市内にある大阪市立の中央卸売市場で、野菜、果実、水産物、食肉類などの生鮮食品を取り扱い、生鮮食料品流通において中心的な役割を担っています。卸売市場法に基づき、地方公共団体が農林水産大臣の認可を受けて開設する中央卸売市場は全国に64市場あり、大阪市には野菜、果実、水産物などを取り扱う本場と東部市場、そして肉類を取り扱う南港市場の3市場があります。中でも本場の取扱高は東京都の豊洲市場に次いで日本国内第2位の大規模集積市場として知られています。1918年に起きた「米騒動」で、生鮮食料品を初めとした食の安定供給が困難になった時、取引の正当化や適正な価格形成を目的に1923年に中央卸売市場法が制定され、1925年3月に大阪にて中央卸売市場開設の許可がおりました。1931年11月には現在の福島区野田にて中央卸売市場本場が開場。以降、生鮮食料品流通の基幹をなすシステムとして発展を続けており、平成元年度からスタートした本場の建替整備も2002年に完成しました。

住所

〒553-0005 大阪府大阪市福島区野田1-1-86

アクセス

JR環状線「野田駅」下車 徒歩約10分
Osaka Metro 千日前線「玉川駅」下車 徒歩約10分
京阪電車 中之島線「中之島駅」下車 徒歩約15分

電話番号

06-6469-7955

  • お役立ち情報

    中央卸売市場は小売をする市場ではないため、一般の人がせりに参加することはできませんが、当市場では市場見学を実施しているので、果物の「せり場」の見学は可能。せりとはオークションのようなもので、卸売業者が買い手を競争させ、一番有利な価格を申し出た買い手と契約する競争契約です。また、関連事業者が運営する飲食店での食事もOK。市場を見学したい方は事前の予約が必要となっており、見学時間は約2時間程度で、1グループあたり最大50人までとなっています。

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