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伝法水門

伝法水門は大阪市此花区伝法にある水門で、今はなき伝法川の河口に掛けられました。1873年の淀川の改良工事に伴い水位を調整する伝法閘門(でんぽうこうもん)が完成。その後、工業化の発展に伴い地盤沈下が激しくなり、1951年から伝法川の埋め立てが始まりました。1964年に伝法閘門は水門に替わりました。現在伝法川は新淀川に注ぐ部分のみが漁港として残されています。また、伝法は大阪市内にある漁港で、大阪市漁業組合もここにあります。100名近い漁師が大阪湾や淀川で漁をし、毎日中央卸売市場で卸しています。また、伝法水門は伝法川と新淀川の合流地点でもあり、近くにはヨットハーバーもあります。伝法の名前の由来は諸説ありますが、一説によると「仏教(仏法)が伝わってきたところ」と言う意味があると言います。伝法水門の周辺には日蓮宗のお寺である正蓮寺や、日本建築学会の主要建築物に指定されている1910年に建てられた旧鴻池本店そして三本足の霊鳥「八咫烏」が祀られ、国の登録有形文化財として指定されている鴉宮(からすのみや)などの観光名所がありあす。

住所

〒554-0002 大阪府大阪市此花区伝法5-12-19

アクセス

阪神なんば線「伝法駅」徒歩15分

  • お役立ち情報

    伝法水門から淀川を見渡し、近くの史跡を散策した後は、伝法水門の近くにある「克政」と言われる魚料理の店でランチがオススメ。伝法漁港の真横にある魚料理屋さんで、若狭のフグのコースが人気です。飲食店はこの他にも「ハートランド」というカフェや「味楽」という焼肉店があります。

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