阪堺電軌阪堺線「花田口駅」下車 ザビエル公園は大阪府堺市堺区櫛屋町西1丁目にある公園で、阪堺電気軌道の花田口駅に面しています。1550年に堺に来たイエズス会宣教師、フランシスコ・ザビエルを手厚くもてなした豪商、日比屋了慶の屋敷跡につくられ、面積は1万5000㎡あります。ザビエル来航400年を記念して「聖フランシスコ・ザヴィエル芳蠋(ほうちょく)の碑」が建立された際、「ザビエル公園」と命名された当公園は、海に開かれた中世の堺をイメージできるように設計されており、当時の海岸推定線を示す幅30センチメートルの石や、階段状の護岸、そして南蛮船を想起させる遊具があります。また、園内には彫刻家ジョルジ・ヴェイラが作成し、1970年の日本万博博覧会のポルトガル館に出展されたことでも知られる「東と西の接点」と言われる彫刻品や、堺で鉄砲の製造と販売を行なった橘屋又三郎とその功績を讃える碑、そして堺出身の詩人、安西冬御の代表作「春」の詩碑などがあります。
住所
〒590-0949 大阪府堺市堺区櫛屋町西1
アクセス
阪堺電軌阪堺線「花田口駅」下車