泉尾商店街は大阪市大正区にある約400mの商店街で、大阪市環状線と大正駅から1キロ以上離れた場所にあります。当商店街は一番街、二番街、そして三番街の三つのアーケードから構成され、日用品やお惣菜屋だけでなく、ホルモン焼きや立ち飲み屋が多く出店しています。大正区の名前は、当初は「新港区」でしたが、区民より区名を募集したところ、「三軒家区」と「大正橋区」という意見が多数を占め、結果的に大正橋に因み「大正橋区」が採用されました。後年に語呂が長いという理由で「大正区」となりました。また、当エリアは、かつては難波八十島と呼ばれる三角州地帯の南部に過ぎませんでしたが、江戸時代に西成郡難波村から漁民3名が移住して以降、人家が見られる様になりました。また、江戸時代には新田開発が行われ、木津川から分岐する三軒家川の西岸は廻船の碇泊地として賑わいました。明治時代からは埋立地が造成され、1883年には三軒家にあった東洋紡株式会社の前身である大阪紡績会社がイギリスから日本で初めての蒸気式紡績機を輸入。それがきっかけで、大阪が日本一の紡績工業都市となり、「東洋のマンチェスター」と称される様になりました。
住所
〒551-0031 大阪府大阪市大正区泉尾3-13
アクセス
JR大阪環状線「大正駅」徒歩15分