布施は、大阪府東大阪市の旧地域名または、近畿日本鉄道の布施駅を中心とした地域の呼称です。行政上の地名としての布施は存在しませんが、布施の名を冠した施設は旧布施市域に見受けられます。布施駅周辺には商店街やイオン、近鉄百貨店などの大型商業施設があります。明治時代は「布施村」という名で知られ、農村地帯でしたが、交通機関の発達とともに商工業地域に変わっていきました。又、昭和30年代から40年代にかけて簡易型アーケードが完成。昭和50年代には近代的な装備のアーケードの建替が完成し、商店街として発展しました。街の北側にある「ブランドリーふせ」や南側の「布施本町商店街」など規模の大きな商店街は「布施商店街連絡会」という協同組合で連携しており、毎年夏に開催される「土曜夜市」や2019に開催された「布施ストリートダンス甲子園」などのイベントにより、若い世代を呼び込んでいます。また、布施駅の南西方向にある「布施戎神社」では、毎年1月の十日戎の際に商売繁盛を祈願する人々の姿で賑わいます。
住所
大阪府東大阪市
アクセス
近鉄奈良線、近鉄大阪線「布施駅」