瓢箪山は東大阪市昭和町にある近畿日本鉄道奈良線の駅名で、周辺には瓢箪山古墳や瓢箪山稲荷神社そして瓢箪山中央商店街などの観光名所が存在します。瓢箪山古墳は6世紀に造られた双円墳です。その形がヒョウタンに似ているため、その地域一帯を「瓢箪山」と呼ぶようになりました。また、当エリアは6世紀から7世紀にかけての円墳、方墳、双円墳など60基以上が分布している「山畑古墳群」と呼ばれる古墳の群集するエリアとなっています。瓢箪山古墳は全長50m、高さ4mと、その中でも最大級の古墳となっています。また、当古墳には横穴式の石室があり、かつて狐が住んでいたという伝承も残されています。さらに、当古墳には稲荷神「保食大神(うけもちのおおかみ)」を祀る瓢箪山稲荷神社が建てられています。瓢箪山稲荷神社は時々、伏見稲荷、豊川稲荷と並び日本三大稲荷の一つに数えられることがあります。また、「サンロード瓢箪山」の名で知られる瓢箪山中央商店街は戦後間もない1947年にできた商店街で、翌年の1948年に日本で初めて国道にアーケードを設置したことで知られます。
住所
大阪府東大阪市昭和町
アクセス
近鉄奈良線「瓢箪山駅」