大阪新歌舞伎座は、大阪市天王寺区上本町6丁目の上本町YUFURAの6階にある劇場で、時代劇や歌謡ショーに加え、有名演歌歌手による座長公演を月替わりで楽しむことができます。2010年9月にオープンした当劇場の広さは開口約28.1m、奥行約22.4mで、3層構造の客席があり、席数は1453席あります。柿落としには二十一世紀歌舞伎組による『太閤三番叟』『義経千本桜 吉野山』やGACKTによる『眠狂四郎無頼控』などが公演されました。また、当劇場は千日前にあった大阪歌舞伎座の後継劇場で、大阪歌舞伎座は1958年4月の新国劇公演を最後に閉鎖し、現在、ビックカメラなんば店がある場所に「千日デパート」として同年の12月に開業。また、同年の10月、初代の新大阪歌舞伎座が開場。歌舞伎の名を冠していたにも関わらず、滅多に歌舞伎を上演せず、映画スターや歌手を中心に据えた座長公演や歌手芝居など、新しい興行形態を開拓しました。初代の大阪新歌舞伎座は2009年に閉館し、2019年には「時を、つなぐ」というコンセプトの基、ホテルロイヤルクラッシック大阪がその跡地に建設されました。
住所
〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町6丁目5−13
アクセス
近鉄大阪線「大阪上本町駅」徒歩1分
電話番号
06-7730-2121