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上方浮世絵館

上方浮世絵館は世界で唯一の上方浮世絵を常設展示する美術館で、法善寺の門前に2001年4月にオープンしました。江戸時代後半の文化・文政期の人気役者3代目中村歌右衛門や7代目片岡仁左衛門などの役者絵を中心に収蔵・展示しています。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の第4版に掲載された当館は1フロアが60㎡程の美術館で、館内には収蔵の中から30程の作品が展示されています。また、当館は4階建の建物で、1階では浮世絵関連の雑貨店を営み、2階には常設展があり、3階は3ヶ月ごとに展示される作品が変わる企画展のスペースがあり、4階では浮世絵制作体験をすることができます。上方浮世絵とは、京都、大阪で制作された浮世絵版画のことを言い、フルカラーで役者の姿を表したものがほとんどです。江戸時代には当美術館の辺りは芝居小屋や浄瑠璃小屋が数多く存在しており、贔屓(ひいき)と言われる熱心なファンが歌舞伎役者を盛り立てたため、上方浮世絵が誕生しました。

住所

〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-6-4

アクセス

Osaka Metro・南海「なんば駅」、阪神・近鉄「大阪難波駅」

電話番号

06-6211-0303

料金

500円

営業時間

11:00~18:00(最終入館30分前)、SHOP~19:00

  • お役立ち情報

    海外では「Osaka Print」の名で知られる上方浮世絵はゴッホが数点所有していたことでも知られており、大英博物館やカリフォルニア博物館などで所蔵されているため、世界的に有名です。上方浮世絵館ではたくさんの絵柄が揃ったポストカードや当館のオリジナルグッズであるトートバックなどの販売も行なっています。入館料は500円で、中学生以下は300円となっています。当館4階の浮世絵制作体験は初級、中級、上級に分かれており、体験希望日の3日前までに予約が必要となっています。

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