アサヒビール吹田工場はアサヒビールの前身である「大阪麦酒株式会社」の「吹田村醸造所」として1891年に創業を開始した125年の歴史を誇る工場です。アサヒビール発祥の地として知られる当工場は146,000㎡と、甲子園球場の4倍の大きさを誇り、広大な敷地には操業開始当時の建物が現存しています。1889年11月に創立された大阪麦酒会社は当時流行していた輸入ビールに対抗すべく、本場ドイツの技術を導入した日本初の本格的な国産ビール醸造に取り組みました。清らかな湧き水が豊富であった吹田に工場を構え、年間120万本を生産できる近代的ビールの醸造体制を整えました。1892年5月にはアサヒビールの発売が開始されます。アサヒビールは発売と同時に品薄状態になるほど人気を博し、同年10月の大阪府工産物品評会では二等銀牌を獲得しました。現在、アサヒビール吹田工場は関西で唯一のアサヒビールの工場となっており、日本初の辛口ビールである「スーパードライ」等を製造しています。また、予約制で工場見学も行なっています。
住所
〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1−45
アクセス
JR京都線「吹田」駅下車 「東改札(北口)」より徒歩10分
阪急千里線「吹田」駅下車 東改札(梅田・天下茶屋方面ホーム)・西改札(北千里方面ホーム)より徒歩約10分
電話番号
06-6388-1943
営業時間
9:30~15:00