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あびこ観音寺

あびこ観音寺は、大阪市住吉区にある日本最古の観音菩薩の寺院で、正式名称は吾彦山大聖観音寺(あびこさんだいしょうかんのんじ)と言います。観音宗総本山として知られる当山は、百済の聖明王がこの地域に住んでいた依綱吾彦(よさみのあびこ)の一族に贈った身の丈一寸八分の観音像を御本尊とし、546年にこの地の人々がその像を祀るお堂を建てたのが始まりとされています。そのため、「あびこ」という地名は依綱吾彦に由来すると言われています。その後、607年に聖徳太子が観音菩薩のお告げを受け、その観音像を祀る観音寺を建立しました。江戸時代には当山の境内に36の塔頭寺院が存在し、隆盛を極めましたが、1881年の火災で多くの寺宝と共に焼失しました。その後、1890年に再建され復興を果たしました。境内には観音像が安置されている本堂に加え、高さ19.5m、幹回り4.8mのクスノキや1月と2月に祈祷が行われる護摩堂等があります。

住所

〒558-0014 大阪府大阪市住吉区我孫子4丁目1−20

アクセス

大阪市営地下鉄 御堂筋線「あびこ」駅下車 西へ徒歩3分
JR阪和線「我孫子町」駅下車 東へ徒歩5分

電話番号

06-6691-3578

営業時間

7:00~17:00

  • お役立ち情報

    あびこ観音寺は厄除け、厄払いのご利益があるご霊験あらたかなお寺です。また、当山の「節分厄除大法会」は有名で、毎年2月1日〜2月7日になると、御本尊の聖観音がご開帳され、人々は厄除開運・無病息災・諸願成就を祈ります。さらに、当山の参道には「あびこ餅本舗」と言われるお店があり、ここの厄除けまんじゅうはお寺御用達の元祖厄除けまんじゅうだそうです。

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