豊國神社は、大阪市中央区にある神社で、豊臣秀吉、豊臣秀頼、豊臣秀長を出世開運祈願の神としてお祀りしています。大阪城公園に鎮座する当社は京都にある豊国神社の別社として知られ、京都の豊国神社は「とよくに」と呼ばれ、大阪の豊國神社は「ほうこく」と呼ばれています。1599年に京都市の阿弥陀ヶ峰山頂に豊国神社が建てられ、豊国大明神が祀られました。大阪の豊國神社は、明治元年、明治天皇が大阪行幸の際、豊臣秀吉をこの地に奉祀するよう命じたことが始まりとされています。当時、大阪城は陸軍省の所管であったため、神社を建てることができませんでした。そのため、1879年に中之島字山崎の鼻に社殿が造営され、1961年には現在の地へ奉還されました。1972年には重森三玲(しげもりみれい)により「秀石庭」が当社に作庭されました。秀石庭は七五三の庭として知られ、順に3組、5組、7組の石組で構成されています。
住所
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城2−1
アクセス
JR環状線、地下鉄長堀鶴見緑地線・中央線「森ノ宮」駅西口より北へ徒歩10分
電話番号
06-6941-0229
営業時間
9:00~17:00