堀越神社は大阪市天王寺区茶臼山町にある神社で、聖徳太子が四天王寺を創建した際、崇峻天皇を祭神として社殿を造営したのが始まりと言われています。四天王寺の裏鬼門(南西の方角)に当たる当社では、主祭神の崇峻天皇に加え、配神に小手姫皇后、蜂子皇子、錦代皇女を祀っています。古くから明治中期まで、境内の南沿いに美しい堀があり、この堀を超えて参拝したため、「堀越」という名がつけられたと言われています。当社の境内には樹齢550年を超える御神木、茶臼山稲荷、黒龍社、白龍社、そして太上神仙鎮宅霊符尊神(だじょうしんせんちんたくれいふそんしん)を祀る社等があります。また、春の「節分祭」では、屋敷の清め祓いをし、星霊の種を撒く「星祭」が行われます。大阪では古くから『堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる』と言われる「ひと夢祈願」の風習があり、日本だけでなく、海外からも多くの人が参拝に訪れます。
住所
〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−8
アクセス
地下鉄・JR「天王寺」駅徒歩約10~15分
近鉄「あべの」駅徒歩約10~15分
電話番号
06-6771-9072
営業時間
6:30~18:00